春 賞 漫画
■完全に春だ。大学の入学式の新入生達のフレッシュさは異常だ。きらきらしてやがる。そんな中偶然会った一人の新一年はやさぐれていて好感が持てた。さすが。
入学に合わせて、いま武蔵野美術大学では卒業制作の優秀作品展がやっていますよ。

平成18年度武蔵野美術大学
造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展

会 期 : 2007年(平成19)4月9日(月)~4月25日(水)
会 場 : 美術資料図書館展示室/12号館地下1階展示室/
      9号館地下1階小展示室
時 間 : 午前9時30分~午後5時30分(日曜日は休館)

主 催 : 武蔵野美術大学美術資料図書館

アクセス→

四年間の集大成のベストアルバム、おいしいとこどりな展示です。親しい人達が出展者で多かったってのもあるだろうけど、過去のなかでも見ていて一番楽しい優秀作品展な気がする。毎日観ている方、観に来られる方、僕や作者を捕まえて色々話を聞いてみることをお勧めします。

恩師(とも)である志村信裕さんの作品「translate」は14日までの限定展示となっていますが明らかに見たほうが良い空間と作品になっているので特に新一年生の映像学科はビデオアトリエに行きましょう。最初の必修です。

■イメージフォーラムフェスティバル2007
同じゼミの強豪土屋由貴さんが入選していました。はっきりいってショックなので宣伝します。観に行く価値のある作品です。やっぱ出すもんは出しとこう…

東京上映/新宿パークタワーホール(会期2007年4月28日~5月6日)
2007.5.1. 12:00~
2007.5.4. 17:00~
京都上映/京都ドイツ文化センター
2007.5.18. 13:00~


■山口藍 「山、はるる」を観てきました。アニメや漫画のキャラの図像を思わせるようなみやびな少女が奇妙で、同時にしっかりとし形をもった絵画作品としてギャラリー内に整然と配置されている様は観ているだけで快感でした。数少ない直球で好きな作家。関係ないけどミヅマアートギャラリーではキャンバスにジェッソ塗った上に描く手法を使う作家が何人かいて(鴻池朋子、近藤聡乃)それぞれ微妙にやり方が異なる(鉛筆だったりシャープペンだったり)のが作家の個性を反映しているようで面白いなあ、と思った事をなんか思い出した。14日まで。

http://www.ninyu.com/

■もう終わってしまったけど、岡本太郎美術館でやっていたTARO賞の展示を観にいってきた。目当ての作家が二人いて、その二人は当然のように素晴らしい作品で入選していて、他の作家の作品もほとんどどれも良かった。太郎もいいけど現代若手作家達の今の表現のほうが自分には響く。

■これももう終わってしまったけどひとつぼ展の写真部門でグランプリをとったうつゆみこさんの展示「なまなま」を観てきた。気持ち悪くて可愛くてグロい“キモカワグロ系”というのははっきり言って趣味ではないんだけど趣味趣向を越えたところまで迫ってくる作品の質と量量量にちょっと圧倒された。フリークスというか、この人はアーティスト以外の道で生きていくのは難しいんだろうなあと思わせるような奇特でうらやましくなる様な人でした。

うつゆみこインタビュー

■ハチワンダイバーを二巻まで読んだ。

ハチワンダイバー(1)
ハチワンダイバー(2) 

超テンションの高い将棋漫画。月二連載のヤングアニマルから週一のヤンジャンに移籍したため作者の作が大きく変化し、絵を描く割合を少なくするためかどうかわからんけどやけにセリフやモノローグの文字フォントがでかくなって、しかもそれが作品の勢い、魅力に繋がっている変な漫画。おっぱいおっぱいと騒がれる漫画だけど、プロ崩れだけど将棋に対する想いが強すぎる主人公とそれを見守る師であり倒すべき目標でありしかも超メインヒロインである存在の最強のそよというシンプルかつめちゃめちゃな設定の二人と次々と現れる強敵たちという構造が普通に成長物語として秀逸。

朝日新聞にハチワンダイバー紹介記事

■「未来日記」がネットで話題なので読んだ。

未来日記 (1)
未来日記 (2)
未来日記 (3)

未来がわかる日記を手に入れちゃった人たちが、未来がわかる者同士で殺し合い、生き残ったものが神になるという話。
デスノート以降漫画、バトルロワイヤルパクリなどという話も聞くけどおもしろいこれは。未来日記の所有者の人格と日記の特性がリンクしているという設定と、自分以外に関心がない(ように表面上は見せている)主人公と、主人公にしか興味がないクラスの美少女(超ストーカー&メンヘラー)という設定ががっちり噛み合って、弱気な主人公が自分を慕うため人をさくさく殺す変な女にびくびくしつつも協力しなければ生き残れないと断腸の思いで人殺しゲームに参加していきなんだか成長もしてしまうというサイコなストーリーを縁の下の力持ちがごとく支えています。
もうちょっと登場人物の内面と日記の形体との必然性が掘り下げられていたらいいなと思う面もちょっとある(雪輝と由乃は完璧)けどこれほどゲーム・アニメ的リアリズムを感じさせる漫画って合う人にとっては無条件に面白いし、萌えとかはちょっと…って人にも是非読んでほしい。人死ぬのとか苦手じゃなければ、ライトな感じだし読みやすいと思う。なんかガンツが出始めた頃のようなわくわく感が個人的に感じられてとっても楽しみな漫画。

ヒロインの由乃はネットで異常なほど人気で、ヤンデレブーム火付け役になっているとかいないとか。実際いたら絶対嫌だけど、由乃はたぶん肌とかきれいなんだろうな。
由乃のキャラクターについてはたまごまごさんの日記が異常に詳しいです

「未来日記」から、「萌え」世代のモンスターについて考えてみる。
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20070330/1175187046#c


関連
ヤンデレの俯瞰図

■「ユメノクニ」一巻を表紙だけ見て買って読んだ。

ユメノクニ (1)


表紙の絵が可愛すぎてもう駄目だ。
戦争やってるときの日本でけなげに強く生きる男の子とその家族の話。家族といっても義理なんだけど。
線が筆ペンで描いたようですらっとしていて下手な人が真似したら雑になるようなシンプルできれいな絵柄。それとかわいい絵がマッチしてるんだこれが。
小麦粉と自家栽培の野菜だけで作るベーグルとか、それを作ったドイツ人の若い女の人がアカと疑われて特高に傷つけられるとか、ドイツは日本と同盟国だったとか、ところどころで当時の大小のリアリティをちゃんと描いているんですうっとあの惨劇と言われた時代に入っていける。
戦争は悲しいつらい苦しい繰り返してはいけないと何度も聞いたけど実際の当時の生活がどんなだったかは僕らの世代は知りようもない。こうの史代「夕凪の街 桜の国」で「はだしのゲン」のようにただひたすら戦争の辛さから立ち上がっていくものではなく、それこそ何気ない生活の描写のふちから覗かせるようなどうしようもない悲しさから、今を生きる視点から等身大に漫画を描いた。「ユメノクニ」からもそういった、今までの反戦漫画にはない戦後世代視点からの戦争漫画意識が感じられた。ただ苦しいだけじゃなくて生きているだけで当たり前に楽しい事もあって、そういうのは時代を超えて大切なことだ。
何より印象的なのはこのキャラの図柄で戦争漫画っていうのにつきる。

■「かみちゅ!」一巻読んだ。
かみちゅ! (1)
この作者絶対変態だ。
二巻も読もう。

■「絶望系閉じられた世界」を読み終えた。
絶望系 閉じられた世界
読んでるときは楽しんでいたけど読み終えてみて何も残んなかったような…

■アマゾンアソシエイトはじめた。画像が表示できないけど。

■flickrはじめた。
http://www.flickr.com/photos/umelabo/
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by umelabo | 2007-04-10 07:11
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